fc2ブログ

80's disco mix

80年代のdiscoサウンドを語ればいいじゃない

2012年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年01月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

音質比較

さて、今年も残すところあとわずか。
当ブログは変わらずマイペース、年内最終更新となります。

今年の後半は、当方の録音環境について書いてきました。
専門的用語がちょいちょい現れ、小難しい話になっておりました。
あと数回この話は続きますが、作品の制作に取り掛かるまで
もう少し時間がかかりそうです。それまで録音環境の話にお付き合い願います。

さて、録音環境のややこしい話を単純にわかりやすくするために、
3つの録音ファイルを並べて一つにし、Mixcloudにアップしました。

Which do you like? by Zukei on Mixcloud


録音機材は全て違います。音量、音圧がそれぞれ違うので、mp3に書き出す前に
音量は揃えました。しかし、CD音源はマスタリングされてるようなので、
極端に音圧が高いです。その点を加味した上で音量調節しております。
曲は全て同じです。
scritti polittiのwood beezの12インチヴァージョンです。

トラック詳細内訳

Track 01が数十万円のMCカートリッジと、
数十万円のフォノイコライザー、昇圧トランスを介して録音
(これらの全ての機器は懇意にしていただいてるショップからの借り物です)
オーディオインターフェースはRME:UFX

Track 02が今年の春前の録音方法で、ナガオカのMCカートリッジ、
allen & heathのミキサー、96kで音質調整マスタリングで録音
オーディオインターフェースはRME:UFX

Track 03が市販のCDからのリッピング音源(多分リマスターされたもの)

この3つの音源が連なっております。
個人的見解で、音質が良い順に並べました。

大音量で聴く場合は明らかにTrack 01が一番ストレスなく、気持ちよく
聴けるはずです。02と03は耳が痛いです。。。時に03は海外のリマスター
音源なので、パンチが効き過ぎてます。02は当方が設定したプリセットを
通して録音したものなので、かなり高音がキツく、残念な音になってます。

しかし、小音量で聴く場合はTrack 03→02→01の順に気持ちよく聴けるように
思います。小音量でもメリハリが効いてて迫力も出てるように思います。

録音環境の話で、最終的にこの違いをお伝えしたかったのです。
Mixcloudの音はmp3ですが、各トラックの音の違いは歴然です。
興味ある方はぜひ聴いてください。

今後はTrack 01のような音を目指したいと思います。
今後の録音環境の話は、これからの録音方法と機器の選定についてのものが
メインとなります。乞うご期待!

さて、数少ない当ブログの読者様、今年もお世話になりました。
来年もマイペース&地道な活動となりますが、どうぞよろしくお願いします。
皆様良いお年をお迎えくださいませ。
スポンサーサイト



| 音響 | 19:15 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

録音環境 8

さて、現状の音質に疑問を持ち始め、
ハイエンドオーディオたるものに興味を持ち始め、雑誌を数冊購入!
まで話しましたね。

そもそも音質見直しで機材の一新を図ったのが今年の春頃。
その後アナログレコードの魅力に惹かれ、多くのレコードを購入。
仕事が多忙を極める中、録音作業と制作作業を両立させ
現在に至るわけですが、、、、、

制作過程でも音に対する疑問、CD音源、レコードから録音した音源
、マスタリング音源、それぞれの音源に対する疑問が増大しておりました。
要は、いい音って何?ってことです。
はっきり言って人それぞれの好みですね(爆)。
まあ、それを言ってしまえばなんだってそうですね。基準や決まりがないもの、
個性があるものには好みがつきものです。それを踏まえて主観で言わせてもらうなら、
しかもしかもしかも簡単に言いますが、
大音量で聴いても耳が痛くならない音、身体が辛くならない音、
ストレスにならない音。当方の場合はこれにつきます。

普段自宅で音楽を楽しむ音量は、時間帯にもよりますがうるさくならないレベル。
車内で聴くときは(独り)かなりの大音量で楽しみます。
その大音量で聴くときに上記3つの条件がクリアーされてると、いい音だと
自己満足しています。しかし、この音源をフロアで大音量で聴くと、
時に、、、、痛いものがあるんです。辛いものがあるんです。ストレスです(笑)。
痛い音源のほとんどがCDからリッピングしたもの、当方作成のR-EDIT(笑)、
当方がマスタリングした音源(爆)。こいつらが痛いんですわーーー。
時に96kを通して録音したレコード音源も痛いものがある。。。
どうやら当方が手を加えたものは軒並み痛い。俺って痛いのかw。少々自己嫌悪。

年齢の上昇と共に音の捉え方も変わってくるのかもしれませんね。
とにかく今は痛くない音が好みになってきました。再生する装置や環境
の違いでも音は変わりますからねー。。。。

とーりあえず、、、
世の中には音楽を再生する装置は多岐にわたり、音を出す装置も色々あります。
そのいずれで聴く場合、、、、ストレスがあっちゃいけない。
ストレスを得るために音楽を聴くわけではないですからね。。。
実際のところ、いくらクオリティの高い音楽媒体をでも、再生装置や
聴く環境によって高いクオリティの音を享受できない場合があります。
しかし、制作側はそこらへんも考慮して、いろいろな再生装置で再生し、
そのいずれで聴いた場合でも良い音で楽しめるよう調整してるらしい!
まあ、限界はあると思いますがねーーー。。
と、事実か否かはわかりませんが(汗)、いろいろなご苦労や想いがあるようです。

当方が好んで聴くダンスミュージックなどは、使われる楽器も多く
どちらかというと多くの音が重なり合っております。
下手くそなエンジニアやマスタリングプロダクションの怠慢で、、、
時に耳障りな演奏になる場合がありますが、そのような作品
はこの際、、、、除外しましょう(笑)。過去の作品のリマスターも
とりあえず除外しておきます^^。

ちゃんとしたレコーディング環境で録音、ミックスダウンされた音源は、
レコードやCDになって世に送り出されます。制作者の想いや魂が込められた
素晴らしい作品は、より多くの方々の手にわたり各自が各自の再生装置で
楽しみます。制作者の想いとすれば、スタジオで最終的にミックスダウンされた、
最高の音質で皆に聴いて欲しい!と望むのは想像に難くないですね。

しかし、現実は先にも書いたように、色々な装置で再生されるわけで、
制作者の想いも虚しく、スタジオでイメージされた最高音質とは
多少違った音になって耳に届いてるのだと思います。

しかし、、、元が良ければ大きくクオリティが下がることは少ないので、
そのような作品は一般的に音がいいレコード、CD!などと賛辞が贈られる
結果となるわけです。

ん?なんだか少々横道にそれてしましました。
軌道修正!

で、あるからして、良い音というのは、ミックスダウン時に小~大音量で
各周波数のチェックや音質調整も成され、大音量でも
耳が痛くならない、身体が辛くならない、ストレスにならないように
調整された音、つまりレコードやCDに刻まれた素の音そのもの
ではないでしょうか?

その刻まれた音を忠実に再生し、我々ユーザーの耳に届けてくれるのが
良い機材なのでは?と考えてしまうのですがいかがでしょう?

このように考えると、当方の制作環境や(nonstop mixやre-editの制作)、
アナログレコードの録音方法は少し問題あるように思えてくるのです。
もう皆さん多分お分かりかと思いますが。。。
レコードの音をt.c. electronic Finalizer 96kを通して音質調整した音を
録音することがそもそも間違っているのではと(笑)(爆)(沈)。

レコードの素の音ってもっともっと素晴らしいのでは?
アナログオーディオ系の雑誌にそのヒントはありました。

続く

| 未分類 | 08:55 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

録音環境 7

さて、少し久しぶりの更新です。
昨日大雪警報が発令された最中、金沢某所でdiscoイベント開催されました。
仕事が多忙で情緒がそこそこ不安定ながらも、そこそこのプレイができました。
さて、年内は仕事三昧とオーディオ機器選定に総力を結集する予定。

前回までは、録音環境の公開と大量のレコード録音を開始した内容でしたね。

そうそう、t.c. electronic:FINALIZER 96kを通して音のつぶを際立たせ
ながらヘッドルーム-6dbをキープしての録音。96kを通す際は少しドンシャリ気味、
低音と高音を少々持ち上げて!ということでしたねー。

さー、実際録音を開始すると、メジャー、マイナー、LP、12インチ問わず、
音の良い盤と悪い盤があることがわかります。音の悪い盤には96kが威力を
発揮します。今思えば発揮し過ぎでしたが。。。w
その録音したファイルをベースに作品作りを行ってきました。

自分の好みの音になるよう、96kやパソコン上のプラグインで音質を
加工して楽しんでおりました。
そんな中、機材選定の折にハイエンドオーディオやPCオーディオについて
も興味を持ち、いろいろな機材の情報を閲覧しておりました。
機器はもとよりケーブルが数十万円もすることに驚愕しておりましたが、
バンバン売れるんでしょー!いろいろな製品がたくさん世に出てるんですね。

ハイエンド機器やケーブルのインプレッションを読んでると、
お前はグルメリポーターか!って突っ込みたくなるようなフレーズが
たくさん出てきて、たかだかケーブルでそんなに違うのか?なんて思ってました。
確かに自らケーブルの変更で音の違いは感じ取っていたものの、
ハイエンドのそれについてはそこまで劇的に変わるのかい?と半信半疑でした。
数千円、数万円のケーブルと、数十万円のケーブルの比較じゃ
こんな表現になっちゃうんだろなと、、、自分がいる世界とは違う温度差を
感じておりました。

現状の機材で差脚色のない最高の音質で録音することに愉しみを見出してました。
作品作りも順調に進み、出来上がりにもそこそこ満足が得られて、レコードの
魅力を再発見する喜びに、、、そして、、、悦に浸っておりました。
しかし、それで安泰ではなく常に向上心を持ってネット上の情報収集は
続けておりました。なんだかんだ言ってハイエンドオーディオは気になるw。

そんな折に、ある周期で必ず訪れる現状の音でいいのか?的な疑問にぶち当たる時が
きました。今年の10月、、、秋ころでしょうか。現状の音質に疑問が。。。そして、
前々から気になっていたハイエンドオーディオの世界ってどんなだろう。。。。
それ相応の機材でレコード聴いたらどんな音?それ録音して作品作りに活かすと
どうなるの?過去の情報収集が役に立つときが今なのでは?
いい機会だ!オーディオ雑誌の購入も必要と思い、何冊か購入。
ここから新たな道が切り開かれるのでした。

続く。。。。

| 音響 | 21:56 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |